韓国の科学技術情報通信部(MSIT)は6月27日、「人工知能(AI)半導体産業の振興支援計画(Support Plan for Artificial Intelligence (AI) Semiconductor Industry Promotion)」を発表した。この計画は、イ・ジョンホ(Lee Jong-Ho)長官が5月に開催した、AIチップメーカーとのラウンドテーブル会議後の学術・研究機関、産業関係者の議論を踏まえて策定された。
同計画に含まれる主な目標は以下の通り。
MSITは6月27日~7月1日に「2022年量子週間(2022 Quantum Week)」を開催。発表によると、将来の産業や安全保障のゲームチェンジャーとなりうる量子技術に対する国民の関心を高め、量子関連の研究や産業を活性化することを目的としている。
今回の量子週間では「量子大国を共に創り、量子時代を導く(Creating Quantum Powerhouse Together, Ushering into the Quantum Era)」というテーマの下、多数の専門家や関連機関・企業が参加する開会式典や専門家フォーラム、ビジョンや成果の発表、量子文化振興のためのイベント等を実施。また、5月に行われた韓米首脳会談のフォローアップとして、両国の共同研究について議論する韓米共同ワークショップも開催。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部