2024年01月
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日米韓が共同研究に関する枠組みを締結 韓国MSIT

韓国科学技術情報通信部(MSIT)は、2023年8月に米国キャンプ・デービッドで開催された日米韓首脳会談の結果を踏まえ、米国家核安全保障局(NNSA)および日本の内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)と、3カ国の研究機関間の協力に関する枠組み合意(framework agreement)に署名したと発表した。共同研究の研究課題や協力方法、ガバナンス体制などの詳細に関する専門家会議を開催し、2024年前半に協力覚書(MoC)の締結を目指すとした。

3カ国は、経済安全保障と相互利益を向上させるため、国家研究機関間の共同研究と人材交流を強化することに合意した。

枠組み合意の主なポイントは以下の通り。

  1. 1) 3国の国境を越えた人材、物資、データ、機器の移動性の向上
  2. 2) 協力活動に必要な設備や人材へのアクセスの強化
  3. 3) 機密情報・機器に関する相互安全保障のための手続きの確立
  4. 4) 非機密の輸出管理下情報・機器(non-classified export control information and equipment)の移動の促進
  5. チョ・ソンギョン(Cho Seong-Kyung)第1次官は、この枠組み合意は、3国の国家のトップ研究機関間を橋渡しする体系的な協力基盤を確立した点で意義があると強調した。

    (2023年12月12日付発表)

    サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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