韓国の科学技術情報通信部(MSIT)は、3月26日にベルギー・ブリュッセルにある欧州委員会本部において、韓国・欧州連合(EU)デジタルパートナーシップ評議会(ROK-EU Digital Partnership Council)の第2回会合が開催されたことを伝えた。
同評議会は、2022年11月に調印された「韓国・欧州デジタルパートナーシップ」の実践を目的とした大臣級の諮問機関であり、MSITとEU域内市場委員(EU Commissioner for Internal Market)が主席代表を務めている。
今回の会合では、半導体、5G/6G、量子技術、人工知能(AI)、サイバーセキュリティ、オンライン・デジタルプラットフォームなどの重要協力分野に関する、第1回会合(2023年5月)以後の進捗が確認された。また、デジタル著作権(digital rights)や国際標準に関する今後の協力戦略も議論された。
各分野に関する主な成果には以下が含まれる。
イ・ジョンホ(Lee Jong-Ho)MSIT長官は、「今回の会合が半導体や5G/6Gに関する共同研究を含むさまざまな形のデジタル関連の協力の形成につながったことは有意義である」と述べた。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部