2025年04月
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国家AIコンピューティングセンター設立に向けた課題を議論 韓国

韓国政府は2月17日、ソウルの政府総合庁舎で、第3回「AIコンピューティングインフラストラクチャ特別委員会(AI Computing Infrastructure Special Committee)」を開催した。

今回の会議は、1月22日に閣僚会議で発表された「国家AIコンピューティングセンターの設立に向けた行動計画」を受け、同計画の実行に関する主要な課題を確認することを目的に開催された。

会議にはチェ・サンモク(Choi Sang-mok)大統領権限代行副首相兼企画財政部長官のほか、韓国金融委員会キム・ビョンファン(Kim Byung-hwan)委員長などの政府高官や民間部門委員会のメンバーが出席した。さらに、AIコンピューティングインフラに関する政策上の推奨事項を提案するため、韓国のAIスタートアップ「アップステージ(Upstage)」のキム・ソンフン(Kim Sung-hoon)CEOと、LGグループ傘下のAI関連シンクタンク「LG AIリサーチ(LG AI Research)」のペ・キョンフン(Bae Kyung-hoon)所長が参加した。

アップステージ社のキムCEOは「世界の人工汎用知能(AGI)大国となるための道」と題したプレゼンテーションを行い、AIの発展における人材とGPUリソースの重要性を強調した。

LG AIリサーチのペ所長は「最新のAI技術のトレンドと韓国におけるAI開発の未来」に関するプレゼンテーションを行い、より低いコストで既存のモデルと同等の性能を発揮できる、最適化された推論モデルを紹介した。

さらに会議では、国家AIコンピューティングセンターに関する以下のような課題を確認した。

  • 提案の公募や情報セッションを含むプロジェクトの進行
  • GPUの調達、土地利用、電源などに関する主要な課題と対策

チェ大統領権限代行副首相は、「国家AIコンピューティングセンターの設立に向け、官民の連携を通じて、年内に1万個の高性能GPUを確保する」と具体的な目標を掲げた。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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