2026年05月
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注目すべきAIモデル数や特許数等で高評価、AI大国入りへ前進 韓国MSIT

韓国科学技術情報通信部(MSIT)は4月23日、スタンフォード大学の人間中心AI研究所(HAI)が4月13日に公表した「AI Index Report 2026」で、韓国が人工知能(AI)分野の主要指標で顕著な成果を収めたと発表した。

2025年に公開された注目すべきAIモデル数で、韓国は5件となり、米国の50件、中国の30件に次ぐ世界3位に入った。前年の4位から順位を一つ上げた形で、カナダ、フランス、英国は各1件で4位だった。人口10万人当たりのAI特許数でも、韓国は14.31件を記録し、2年連続で世界1位となった。ルクセンブルクは12.25件、中国は6.95件、米国は4.68件だった。

AIの導入面でも、韓国は高い評価を受けた。産業用ロボット設置数では3万600台で世界4位となり、中国の29万5000台、日本の4万4500台、米国の3万4200台に続いた。また、AI導入成長率では最大の4.8ポイントを記録し、2025年前半から後半にかけて25位から18位に上昇して1位となった。

さらに、2016~2025年に成立したAI関連法の件数では、韓国は17件で20カ国・地域(G20)中2位となった。報告書は、韓国のAI基本法について、AI産業育成と国民の信頼構築の基盤を整える先導的な事例として取り上げた。AI規制よりイノベーションを優先する度合いでも韓国は2位で、官民双方の取り組みが反映された。SKハイニックス(SK Hynix)とサムスン電子(Samsung Electronics)は、米国のマイクロン(Micron)と並ぶ高帯域幅メモリー(HBM)の世界的メーカーとして紹介された。

一方、報告書は、米国など主要国と比べた民間投資の差や、AI人材の純流出を改善課題として指摘した。ペ・ギョンフン(Bae Kyunghoon)副首相兼MSIT長官は、李在明(イ・ジェミョン)政権発足から比較的短期間ながら、AIハイウェイ(AI Highway)の構築やAIへの転換加速など、AI競争力強化に向けた政府支援が成果を上げていると説明。「改善が必要な分野に対応しつつ政策支援をさらに強化し、韓国を世界トップ3のAI大国として確固たる地位に置き、すべての国民が日常生活でAIの恩恵を受けられるようにします」と述べた。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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