韓国科学技術情報通信部(MSIT)は9月20日、国家科学技術諮問会議の審議・議決を経て、「国家研究開発AI研究倫理ガイドライン」を発表した。AIの研究利用拡大に伴い、誤情報や偏り、情報漏えい、不適切な引用など新たな研究倫理上のリスクに対応する。
ガイドラインでは「AIは研究のためのツールであり、最終成果に対する責任と権利はAIを利用した研究者に帰属する」との基本原則を明示した。①事実確認、②主体的判断、③透明性の確保、④成果の信頼性管理、⑤規定・方針の遵守、⑥セキュリティ確保、⑦個人情報保護の7項目を研究者に求める。
また、国家研究課題の評価や論文審査では、審査資料を外部AIに入力することを禁止した。研究者向け自己診断表やAI利用状況の公開様式も提供し、国家R&Dにおける責任あるAI活用を促す。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部