2021年06月
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農業用ドローン開発企業「エアロナヴィックス」を支援 NZ企業・技術革新・雇用省

オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)は5月10日、英オクスフォード大学と英アストラゼネカニュージーランド 企業・技術革新・雇用省(Ministry of Business, Innovation & Employment: MBIE)は5月10日、「Airspace Integration Trials Programme(AITP)」の参加企業に、ドローン企業「エアロナヴィックス(Aeronavics)」を追加することを発表した。

目視見通し外(Beyond Visual Line of Sight: BVLOS)でのドローン飛行の認可に向けた情報を収集することを目的に、開発中のドローンについて管理下でのテスト飛行や評価を許可する。安全なBVLOS飛行に関するルールは、ドローンの大規模導入に向けた国内外の課題となっている。

エアロナヴィックスは10年以上前から産業向けドローン技術を手掛けており、現在は土壌・水質管理等にドローンを活用する農業用技術に注力している。

MBIEの科学・技術革新・国際部門担当部長のピーター・クラブツリー(Peter Crabtree)博士は「農業従事者に大きな利益を提供するエアロナヴィックスの取り組みを支援できることをうれしく思う。これにより、ニュージーランドは、空域への無人航空機の統合に関するいくつかの大きな課題を解決するうえで最先端に立つことになる」と語った。

AITPは先進的な無人航空技術の安全な開発、テスト、市場検証を支援するプログラムで、エアロナヴィックスは4番目の参加企業となる。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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