2021年07月
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2020年度の新型コロナ関連の活動成果を発表 豪科学アカデミー

豪州科学アカデミー(Australian Academy of Science)は5月31日、2020年度の年次報告書を基に、豪州の新型コロナウイルスの対応を支援するためのリーダーシップや連携に関して次のような成果を発表した。

同アカデミーはWebサイト「COVID-19 ニュース・リソースハブ(News and Resources Hub)」を立ち上げ、政府の主任科学者(Chief Scientist)や学術団体が参加する情報フォーラムを通じて、専門家による政府への助言を迅速に発信してきた。

そのうえで、

  • 1,800人の専門家と関係者をつなぐデータベースの開発
  • 一般の人々に向けたエビデンスに基づく情報の発信
  • リモート学習を支援するための教員、親、学生向けの教材の開発
  • 国際学術会議(International Science Council)との共同TV番組「Global Science TV」の制作―などを行っている。

最高責任者のアンナマリア・アラビア(Anna-Maria Arabia)氏は報告書で、こうした活動を通じて、意思決定の支援における同アカデミーの強みや重要性を示すことができたと述べた。また、豪州科学メディアセンター(Australian Science Media Centre)の調査による「パンデミックに関する情報源として利用された上位10機関」に同アカデミーが選ばれたことに関し、国民の信頼を得るうえで専門家が果たす役割の重要性を示していると分析した。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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