オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)は1月16日、オーストラリアの#Aus4Innovationプログラムから資金を得たインドのテック系スタートアップAgNextが、客観的な品質評価を行う人工知能(AI)搭載の統合プラットフォームQualixを開発したと発表した。
(提供:CSIRO)
農業や食品の生産において従来の品質評価は、主観的で時間がかかるなど不十分であった。そのため、食品の安全性や、労働条件の悪化、顧客の信頼低下などの問題があった。これに対し、Qualixは、わずか30秒で食品を分析することができる。また、GRAFT Challenge Vietnam 2021プログラムのもと、ベトナムで農業産品の品質管理に使用されることになった。
このプログラムでは、この新規プラットフォームにより、ベトナムで活躍するアグリテック起業家のスケールアップを支援する。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部