2022年03月
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インドと新・再生可能エネルギーで協力 豪産業・科学・エネルギー資源省

オーストラリア産業・科学・エネルギー資源省(Department of Industry, Science, Energy and Resources)は2月16日、地球温暖化を抑制するための技術の低コスト化に向け、インドと協力することを発表した。

オーストラリアのアンガス・テイラー(Angus Taylor)エネルギー・排出削減担当相とインドのラージ・クマール・シン(Raj Kumar Singh)電力・新・再生可能エネルギー相 は、第4回インド・オーストラリアエネルギー対話(India-Australia Energy Dialogue)において、新・再生可能エネルギー技術に関する基本合意書(Letter of Intent on New and Renewable Energy Technology)に署名した。

両国はこの基本合意書を通じて共同のコミットメントを確認した。今後は、超低コストの太陽光発電やクリーン水素の製造・展開を含む具体的な行動やプロジェクトで協力を進める。

(提供:豪政府)

この基本同意書は、オーストラリア政府の技術投資ロードマップ(Technology Investment Roadmap)と長期排出削減計画(Long Term Emissions Reduction Plan)の目標達成を後押しするものとなる。

オーストラリアはすでにドイツ、シンガポール、日本、韓国、英国との間で低排出技術に関するパートナーシップを結んでおり、今回の合意も、これらの既存の協力関係を基盤として形成された。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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