オーストラリア科学技術担当相は4月7日、「グローバル科学技術外交ファンド(Global Science and Technology Diplomacy Fund:GSTDF )」の「戦略要素(strategic element)」の1年目の優先分野と、特定パートナー(Identified partners)として指定する国を発表した。
(提供:豪政府)
この6,020万豪ドル(約56億円)のファンドは「戦略」と「二国間(bilateral)」の2つの要素で構成され、以下の活動を通じてオーストラリアの科学技術外交を支援することを目指す。
戦略的要素は柔軟な出資制度であり、2022年は以下の4つの優先分野における特定パートナーとの共同プロジェクトに出資する。
同ファンドではオーストラリアの大学、企業、政府機関、非営利部門の研究者を対象に、2022年中に助成金の申請受付を開始する。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部