オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)は4月7日、国家的課題の解決に向け、エネルギー貯蔵、炭素封じ込め(carbon locking)、免疫レジリエンス(immune resilience)、バイオエコノミーに関する4つの新しいプログラムに、今後5年間で5000万豪ドル(約45億円)を投資すると発表した。
これらのプログラムは、大学や産業界との連携を通じて既存の研究の限界を押し広げることを目的した総額約2億豪ドルの「未来科学プラットフォーム(Future Science Platform:FSP)」の一環として実施される。
4つのプログラムの概要は以下の通り。
(© Nick Pitsas 提供:CSIRO)
CSIROの主任科学者ブロンウィン・フォックス(Bronwyn Fox)教授は、これらの新たなFSPは、未来を形づくる最先端の科学の創出に向け、産業界と若手研究者を含む科学界とを結びつけると語った。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部