2022年06月
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パプアニューギニアとサイバーセキュリティに関するMoUを締結 豪政府

オーストラリア外務貿易省サイバー問題・基幹技術担当大使(Cyber Affairs and Critical Technology)のトビアス・フィーキン(Tobias Feakin)博士と、パプアニューギニアのスティーブン・マタイナホ(Steven Matainaho)情報通信技術相は3月30日、両国のサイバー問題での協力に関する新たな了解覚書(MoU)に署名した。

MoUに調印するトビアス・フィーキン博士とスティーブン・マタイナホ氏 (提供:豪政府)

このMoUは、2018年に締結された両国のサイバーセキュリティでの協力に関するMoUに基づき、パプアニューギニアのサイバー能力の強化とサイバー問題への対応に関する協力をより重点的に強化するものとなる。サイバー問題に対する強靭性(レジリエンス)を形成し、「安全で、セキュリティで保護され、繁栄した」パプアニューギニア、豪州、インド太平洋地域に向けたより幅広い支援を行うための協力の下地となる。

またMoU締結と併せて、パプアニューギニア情報通信技術省の代表者らからなる視察団が豪州を訪問し、デジタル変革庁(Digital Transformation Agency)やオーストラリア国立大学(ANU)国家安全保障カレッジ(National Security College)等の政府・学術機関の代表者と会談した。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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