オーストラリアの産業・科学・資源省(Department of Industry, Science and Resources)は、インド政府の閣僚級代表団の訪問を受けたことを明らかにした。重要鉱物(critical mineral)への投資に関するインドとのパートナーシップ(Australia-India Critical Minerals Investment Partnership)の一環。7月7日付け発表。
このパートナーシップはオーストラリアの重要鉱物プロジェクトへのインドの投資を支援し、この部門の成長を促進することが目的。連邦政府からは580万豪ドル(約5億4000万円)の予算が配分されている。
豪政府関係者と記念撮影に収まるインド政府代表団
(提供:オーストラリア産業・科学・資源省)
今回の訪問は、インド政府代表団に豪州の重要鉱物運営機関との関係構築の機会を提供することを目的として計画された。
インド政府の代表団には、議会担当相兼石炭相兼鉱山相のプララード・ジョシー(Pralhad Joshi)氏ほか、4名の政府高官が含まれる。同代表団は豪政府の産業・科学・資源省、外務貿易省(Department of Foreign Affairs and Trade)、貿易投資促進庁(AusTrade)の代表者と会談し、西オーストラリア州のリチウム加工施設や資源関連研究施設を視察した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部