オーストラリア政府とビクトリア州政府は、米バイオ医薬モデルナと共に、メルボルンのモナシュ大学にメッセンジャーRNA(mRNA) 製造施設を設立するためのパートナーシップの取り決めを完了させた。8月15日付け発表。
パートナーシップの取り決めにサインするオーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相
(Image: mRNA Victoria)
(提供:オーストラリア産業・科学・資源省)
この施設が稼動すれば、毎年最大1億人分のワクチンを生産できるようになり、以下の効果も期待できる。
10年間のパートナーシップにより、メルボルンを拠点とした世界クラスのmRNAエコシステムが構築される予定である。この産業は、オーストラリアの主要な研究機関との合弁事業を通じて、高いスキルを持つスタッフを集め、地域の能力を拡大することになる。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部