オーストラリア政府のマデレーン・キング(Madeleine King)資源相兼北部オーストラリア担当相は、パリで開催された第1回国際エネルギー機関(IEA)重要鉱物・クリーンエネルギー・サミット(Critical Minerals and Clean Energy Summit)に出席した。9月28日。
ビクトリア・プーレン(Victoria Pullen)氏(左)ら参加者
© International Energy Agency (出典:豪政府)
世界的な重要鉱物の需要増を受け、IEAは、重要鉱物の確保に関する政府向けの方針の策定を進めている。豪州は特に重要鉱物産出国を支援する方針の策定において、主導的な役割を果たしている。
今回のサミットでキング資源相は、IEAメンバーのみが参加するセッションの議長を務めた。また、豪政府Critical Minerals Office(CMO)の統括者(General Manager)でIEAの重要鉱物作業部会の議長を務めるビクトリア・プーレン(Victoria Pullen)氏が、その後に行われた作業部会を取りまとめた。
IEAは同サミットの成果として以下の6つの重要な行動(key actions)を掲げた。
IEAは2024年2月、次のステップへの合意を形成するための次回会合を開催する。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部