オーストラリア・英国の両政府は9月5~6日、両国間のサイバー・基幹技術に関するパートナーシップ(Cyber and Critical Technology Partnership)に関するディスカッションを行い、この枠組みの下で特定分野の協力を強化することに合意した。
(左から右) ニコル・グレゴリー(Nicole Gregory)FCDO国際技術部長、ミシェル・グラハム(Michele Graham)DISR代表クォンタム支店長、アンソニー・マーフェットDISRテクノロジー・デジタル部門長
(出典:豪政府)
このパートナーシップは2022年に締結された。今回両国は、これまでの関係に基づき、人工知能(AI)、量子、オンラインの安全性に焦点を当てた新たな協力計画を策定した。
ディスカッションには豪州の産業・科学・資源省(DISR)と外務貿易省(DFAT)、英国の外務・英連邦・開発省(FCDO)の高官が参加した。DISRは科学・イノベーション・技術省(Science、 Innovation)の関係者とも別途会合を開催する予定である。
会議の議長は以下の代表者が務めた。
DISRは、サイバーセキュリティや基幹技術における連携は現代の英豪関係の重要な要素であり、英国側と協力して、科学、イノベーション、テクノロジーに関するパートナーシップを深めていきたいと述べている。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部