ニュージーランド政府は、洋上再生可能エネルギー(offshore renewable energy)開発への投資を支援する新たな制度の導入に向けた法律の制定を推し進めている。
これは、手頃な価格のクリーンエネルギーの供給を倍増させ、ニュージーランドを低排出経済へと移行させることを目指す政府の計画の一部を成すものである。同国において洋上再生可能エネルギーは未開拓のエネルギー源であり、輸送や産業の電力をクリーンエネルギーで賄う経済の実現と、2050年までに温室効果ガス排出量ネットゼロという目標の達成に寄与する可能性がある。
新たな法律は以下を目的とする。
この法律では、洋上再生可能エネルギー開発に特化した以下の2つの許可を導入する。
この法案は2024年末までにニュージーランド議会に提出される見込みである。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部