ニュージーランド政府のマット・ドーシー(Matt Doocey)メンタルヘルス担当相(Mental Health Minister)は1月6日、地域コミュニティへの追加資金の支援を行うことで数千人のニュージーランド人がメンタルヘルスサポートをより身近に受けられるようにすると発表した。
この措置は、地域コミュニティがニュージーランド国民に早期のメンタルヘルスサポートを提供することを支援する。追加資金を受けるコミュニティとその支援分野は以下の通り。
ハーツ・アンド・マインズ(Hearts and Minds)は、メンタルヘルスサポートを必要とする人々とリソースやサービスをつなげる支援調整を行う。特にワイテマタ地域の早期介入・ナビゲーションサービスを拡大し、600人以上がタイムリーなメンタルヘルスサポートを受けられるようにする。
ロフト(The Loft)は、人々とメンタルヘルスサポートをつなぎ、サービスへのアクセスを容易にするため、新たなデジタルサービスを通じた包括的サポートハブを拡充する。これにより、カンタベリー地域でさらに200人をサポートできる体制を整える。
メイツ(MATES)は、建設労働者のメンタルヘルス向上を目指す職場ベースのコミュニティプログラムを拡大する。19地域の3000人の建設労働者にメンタルヘルスサポートを届けられるようにする。
アジアン・ファミリー・サービス(Asian Family Services)は、オークランドとウェリントンのメンタルヘルス・薬物依存症の専門家やヘルスナビゲーターを通じて、文化的に適切なメンタルヘルスサポートを提供できる体制を整える。また遠隔医療サービスを通じて、国内の1500人以上に支援を届けられるようにする。
これらのプロジェクトは、メンタルヘルス・イノベーション・ファンドを通じて資金が提供される。同担当相は、「4つの地域コミュニティへの追加資金の措置により、メンタルヘルスサポートの障壁を取り除き、人々が適切なサポートを早期に受けられるようにします。またコミュニティや職場が必要な時に必要な場所でサポートを受けられるようにします」と述べた。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部