2026年03月
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インドAIインパクトサミット宣言を支持 豪政府

オーストラリア産業・科学・資源省(DISR)は2月23日、インドのニューデリーで2月19日と20日に開催された「インドAIインパクトサミット」に参加し、人工知能(AI)の政策や安全性、ガバナンスの方向性を示す「インドAIインパクトサミット宣言」を支持したと発表した。

(出典:豪政府)

同サミットには100カ国以上が参加し、AIがすべての人に利益をもたらすことを目指して議論が行われた。オーストラリアは、ブレッチリーパーク、ソウル、パリで開催されたサミットでの議論の進展を踏まえ、各国とともに宣言を支持した。

インドAIインパクトサミット宣言は、人々と地球に利益をもたらす信頼性の高い包括的なAIイノベーションを推進するという各国の共通の取り組みを示すものである。宣言では、AI分野での国際協力を次の7つのテーマで進めることを呼びかけている。

  • 人的資本
  • 社会のエンパワーメントのための包摂性
  • 安全で信頼できるAI
  • 科学
  • AI資源の民主化
  • レジリエンス、イノベーション、効率性
  • 経済発展と社会的利益のためのAI

DISRによると、今回のサミット参加は同国の国家AI計画(National AI Plan)の目標を前進させる取り組みの一環である。AIの機会を活用し、その利益を広く共有するとともに国民の安全を確保することを目指すとしている。また、AIの開発と導入に関する国際的な規範形成に関与する姿勢も示した。

サミットではオーストラリアのAI分野の取り組みも紹介された。AIエキスポと「#AIAUSTRALIA」展示会には15社以上のオーストラリア企業が参加した。また研究シンポジウムでは、オーストラリアの研究者が研究活動を紹介し、世界の専門家と協力して国際AI安全性報告書の作成に取り組んでいることも示された。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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