ニュージーランドのビジネス・イノベーション・雇用省(MBIE)は6月30日、大学の研究者による研究成果の事業化を促進するため、3年間で4068万NZドルを追加投資すると発表した。
大学研究の事業化に向けた資金は、事業化パートナー・ネットワーク(Commercialisation Partner Network)プログラムの強化を通じて増額する。大学による共同投資と合わせ、研究成果の事業化に向けた全体の投資額を引き上げる。
この取り組みは、2027年7月1日からの本格実施に先立ち、2026/27年度に試験的に開始する。今回の資金は、政府が進める科学分野改革の一環として、科学主導のスタートアップを支援するためのより広範な制度改革を補完するものである。
支援拡充は、7月1日に施行される、公的資金による研究を対象とした新たな全国知的財産(IP)管理方針と併せて実施される。この方針により、研究者は自らの発明に対する管理権をより大きく持ち、研究成果を事業化へ結び付けるためのインセンティブも強化される。
また、新たな事業化連携ガイドラインは、研究成果を市場へ移行する過程で、研究者、大学、連携機関がより効果的に協力できるよう支援する。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部