2026年07月
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女子や女性のSTEM進路を5事業で支援、助成制度も長期・大型化 豪政府

オーストラリア産業・科学・資源省(DISR)は7月6日、女子や女性がSTEM分野の教育、キャリア、起業へ進む際の障壁を減らす「STEM分野における女性と起業家精神(WiSE)」助成金の第5回公募で、5事業に総額約970万豪ドルを交付すると発表した。

(出典:豪政府)

採択された事業は以下の通り。

  • 「保健・医科学分野の女性のための包摂的リーダーシップ・メンタリング・プログラム」は、キャリア中期の女性が上級指導職へ進むことを支援するとともに、同分野のリーダーに包摂的なリーダーシップ能力を身に付けてもらう。
  • 「水中美術館+STEMチェンジメーカー」は、クイーンズランド州各地の12~18歳の女子を地域の産業界、研究機関、地域社会の関係者と結び、STEM分野へ進む各段階で必要な能力と自信を育て、進路の機会に対する認識を高める。
  • 「AIイノベーション&メンターシップにおける女子」は、学齢期の女子が人工知能(AI)を活用した技術革新を通じて、STEM分野の起業活動に参加することを支援する。
  • 「女子から卒業生へ:女性がSTEM分野で成功するための能力向上とエンパワーメント」は、STEM分野への参加が十分でない集団に属する女子や女性を対象に、「パートナーとしての学生」という共同設計(コデザイン)の手法を用い、学校から大学、さらにSTEM分野の職業への移行を支援する。
  • 「チェンジ・チャンピオン・エンジニア・グループ:変革を加速する戦略」は、産業界、教育界、専門職団体の上級リーダーを集め、組織や制度が連携して変革を進めることで、技術者を育成する各段階における男女の均衡改善を目指す。

豪政府は今回、制度評価で得られた意見と「STEM分野における多様性への道筋レビュー」を踏まえ、長期的な成果と制度全体の変革を促すため、WiSE助成制度も改定した。事業期間を最長5年に延長し、採択数を絞る一方、より規模の大きい事業を重視する。最低助成額は50万豪ドルから100万豪ドルへ、上限額は100万豪ドルから200万豪ドルへ引き上げた。

さらに、対象者との共同設計を事業評価の基準に加え、就職、定着、昇進、転職、職場復帰など、女性の重要なキャリア転換期への支援も強化する。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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