韓国科学技術情報研究院(KISTI)
研究機関の概要
所在国 | 韓国 |
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日本語表記 | 韓国科学技術情報研究院(KISTI) |
英語表記 | Korea Institute of Science and Technology Information |
現地語表記 | 한국과학기술정보연구원 |
主管省庁・部局 | 科学技術情報通信部 |
本部所在地 | 245 Daehak-ro, Yuseong-gu, Daejeon, 34141 |
キャンパス所在地 | 本部 ソウルオフィス 大邱オフィス 釜山オフィス 光州オフィス 江原オフィス |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | https://www.kisti.re.kr/eng/ |
ニュースページ | https://www.kisti.re.kr/eng/ |
予算(ドル) | 151,626,112 ※2022年3月末換算 |
創立年 | 1962年 |
沿革
1962年、前身の韓国科学技術情報センター(KORSTIC)設立。その後組織再編と統合を経て、2001年、韓国科学技術情報研究院(KISTI)発足、現在に至る。
組織・人員
組織
院長 副院長 計画部門 技術支援管理部門 広報部門
【研究部門】オープンデータ融合研究センター OXR融合研究センター 国家科学技術データ部 国家スーパーコンピューティング部 データ分析部 科学技術デジタル融合部 政策部
研究者数
552人
研究支援者数
-
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
アインシュタインの重力波を世界で初めて検出(アインシュタインが100年前に提唱した重力波の世界初検出に貢献)、自律的なサイバー脅威の検知・解析のコア技術を独自に開発し、民間へ展開(200種類のサイバー脅威をリアルタイムに自動検知・解析する制御の安全性コア技術を開発)、最新プロセッサを搭載した超高性能計算サーバボードを開発(韓国内外の機関と連携し、最新のメニーコアプロセッサを用いた2TFlopsレベルの超高性能計算サーバボードを構築)、全国電子情報コンソーシアム運営(全国電子情報コンソーシアムの運営を通じ、全国レベルの学術情報共同利用システムを構築)、自然科学の教育・研究革新のためのオープンな計算科学技術プラットフォームの開発・提供(スパコンとシミュレーションソフトをベースに5分野の融合型学術教育・研究を可能にする計算科学技術プラットフォームの開発・ユーザーサービス提供により2017年度国家研究開発優秀事例100選に選定)、世界初のテクノロジーインテリジェンスプラットフォームを構築、1,000社に利用される(テクノロジーインテリジェンスプラットフォーム(TOD/COMPAS)の開発・商品化)、世界最高峰の科学ビッグデータ解析技術を実現し、プラットフォームを構築(世界最高水準のバルクデータ解析技術を実現し、その技術を応用した解析プラットフォーム(TuPiX)を構築)、臨津江周辺の災害対応意思決定支援サービスを活用し、軍事戦術能力向上に寄与(HPCを利用した災害対応意思決定支援サービスを提供し、臨津江周辺の軍事戦術を支援)、世界初のバリューチェーンネットワーク分析システムを開発・サービス提供し、中小企業の成功事例として貢献(企業間取引関係に基づく価値連鎖ネットワーク分析システム(VCNS)を開発、サービス提供)、世界最高水準のM&S技術支援により、中小企業の製造業の生産性向上を実現(中小企業の新製品・技術開発のためのスーパーコンピューティングによるM&S技術支援を実施)など
研究機関の特徴
KISTIは、科学技術情報の研究機関として、科学技術基盤をベースにオープンサイエンスをリードし、世界最高水準のスーパーコンピューティングとデータ解析技術でデジタルベースの研究開発イノベーションに貢献している。
情報技術開発という組織のコア・コンピタンスを強化することで、政府系研究所として国家から与えられた使命と役割に忠実でありながら、社会の課題を率先して解決し、韓国のR&Dを革新していくことを目指す。
KISTIはグローバル課題と顧客・市民のニーズに迅速に対応し(Timely)、信頼できる機関としての評価を確立し(Reliable)、科学技術情報、データ、スーパーコンピューティング、データ分析のための統合的支援システムを構築し(Unified)、透明なデジタル管理と共に科学技術革新を支援する(S&T innovation)ことを目標とする。これらは、組織戦略である"TRUST KISTI ,Trust and Innovation"として宣言され、国家と社会から信頼される研究所を目指す。具体的な組織のミッションは以下の通り。
・オープンサイエンスに基づくデジタルイノベーション推進(データ駆動型研究開発イノベーションシステムの構築)
・未来対応型スーパーコンピューティング開発(スーパーコンピューティングの世界的なリーダーシップを確保する)
・コワーク・ガバナンスの活性化(AI・データを活用した技術・産業・市場分析システムの構築)
・国家・社会の懸案事項の解決(AI-Data/Supercomputingを活用した課題解決プラットフォームの構築)
国家科学技術データ部において、科学技術イノベーション政策関連データを収集提供している。
その他
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