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韓国化学研究院(KRICT)

研究機関の概要

所在国 韓国
日本語表記 韓国化学研究院(KRICT)
英語表記 Korea Research Institute of Chemical Technology(KRICT)
現地語表記 한국화학연구원
主管省庁・部局 科学技術情報通信部
本部所在地 141 Gajeong-ro, Yuseong-gu, Daejeon 34114
キャンパス所在地 大田本部 蔚山支部
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト https://www.krict.re.kr/eng/
ニュースページ https://www.krict.re.kr/eng/
予算(ドル) 157,889,694 ※2022年3月末換算
創立年 1976年

沿革

1976年設立。2017年、科学技術情報通信部の所管となり現在に至る。

組織・人員

組織

未来先導融合研究所 化学素材戦略事業研究所 微粉塵融合化学研究所 次世代炭素資源化研究所 CEVI融合研究所
【化学工程研究本部】炭素資源化研究所:グリーンカーボン研究センター 環境資源研究センター C1ガス・炭素融合研究センター
石油化学触媒・工程研究所:石油化学触媒研究センター 工程基盤研究センター カーボンニュートラル化学工程実証センター 炭素資源化戦略室
【化学材料研究本部】情報電子素材研究所:薄膜材料研究センター 高機能高分子研究センター 界面材料化学工程研究センター エネルギー融合素材研究所 エネルギー素材研究センター
【医薬バイオ研究本部】新薬パイプライン研究所:情報融合新薬研究センター 新薬基盤技術研究センター 感染病制御技術研究所:感染症治療薬研究センター 環境配慮型新物質研究センター
【精密・バイオ化学研究本部】精密化学素材研究所:精密化学融合技術研究センター バイオ化学素材研究所 バイオ化学研究センター
【化学プラットフォーム研究本部】化学データベース研究センター 化学安全研究センター 医薬情報プラットフォームセンター 化学材料ソリューションセンター 化学分析センター 信頼性評価センター
【研究戦略本部(政策研究室)】意思決定機関 監査・管理部門

研究者数

692人

研究支援者数

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

近年の先導的研究開発の事例には以下がある。
MOF水分吸着剤(2020年) 肺がん治療薬(2020年) PVDF樹脂(2019年) 生分解性プラスチックフィルム(2019年) 水素キャリア(2018年) アンチフォージフィルム(2018年) 偽造防止フィルム(2018年) 過フッ素化合物分解触媒(2018年) 二次電池の芯材となる炭素材料の製造(2018年) 光重合開始剤の開発(2017) 高効率太陽電池技術(2016) Terrad'or開発(2015年) 大腸炎治療薬(2015年) 新型抗ウイルス剤(2014年) ナフサ分解触媒(2014年) GTLプロセス技術(2013年) エイズ治療薬 (2012) 黄斑変性症治療剤 (2011)など

研究機関の特徴

韓国化学技術研究院(KRICT)は、1976年の設立以来、化学および関連分野の技術開発、化学技術の産業界への移転、専門家や指導者の育成、幅広いインフラ支援サービスなど、韓国の化学産業の発展に主導的な役割を担っている。先進的な化学研究インフラを基盤に、環境にやさしい化学工程、グリーンケミカル、医療、生化学のための新技術を開発する。コンバージェンス技術の開発を通じて国家的な課題に積極的に取り組み、中小企業の育成と技術の商業化を推進することで化学産業の持続的な発展を維持することが使命である。
機関がミッションとして掲げる重点研究項目は以下の5分野である。
1.クリーンな大気と気候変動対応のための環境に優しい化学技術の開発:低活用化学資源のバリューアップのための環境に優しいプロセス技術の開発・気候変動対応エネルギー低減型基礎化学原料新生産技術開発
2.第4次産業革命をリードするための先端化学素材開発:IoTデバイス用化学材料技術の開発・独立型エネルギー変換・貯蔵融合素材技術開発
3.健康的な生活と医療革新のための新薬バイオ技術の開発:新薬パイプラインの確保・感染病治療・制御技術開発
4.地域イノベーションのための融合新技術の開発:産業先導型精密化学素材技術開発・廃棄物低減バイオプラスチック製造技術の開発
5.社会と産業のニーズに対応した化学プラットフォーム技術の開発:データ駆動型化学研究プラットフォーム技術の開発・公共インフラベースの産業支援プラットフォーム技術の開発

その他

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