農業工学研究センター
研究機関の概要
所在国 | 台湾 |
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日本語表記 | 農業工学研究センター |
英語表記 | Agricultural Engineering Research Center(AERC) |
現地語表記 | 財團法人農業工程研究中心 |
主管省庁・部局 | 行政院農業委員会 |
本部所在地 | 桃園市中壢區合江路18號(正門) 桃園市中壢區中園路196-1號(登記) |
キャンパス所在地 | 台北 |
土地・建物等の面積(㎡) | 68,000 |
ウェブサイト | https://www.aerc.org.tw/ |
ニュースページ | https://www.aerc.org.tw/ |
予算(ドル) | 8,667,573(2021年) ※2022年3月末換算 |
創立年 | 1970年 |
沿革
農業工学研究センター(AERC)は1970年、政府の長期科学発展決定に従い、関係政府機関の代表と水資源分野の専門家・学者により、農業(農林水産畜産を含む)、水環境資源、環境生態、科学発展、応用技術開発、農村開発に適用される農業工学技術の研究とサービスの提供を目的とした非営利の科学技術研究非政府組織として設立された。
組織・人員
組織
資源部(資源組) エンジニアリング部(工程組) 環境部(環境組) 情報技術部(資訊組) 管理部(行政組)
研究者数
61人
研究支援者数
49人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
資源部:洪水リスク分析と災害被害モデルの開発 エンジニアリング部:乾期作物灌漑の普及と技術開発 環境部:農業環境汚染と調査・管理 情報技術部:農業水資源GISマッピング共通基盤の開発など
研究機関の特徴
農業工学は、農業の発展と近代化に関連する主要な科学分野の一つである。AERCは台湾で唯一の非政府系農業工学研究機関であり、農業の革新と運営に工学技術を応用し、作業効率の向上、生産コストの削減、ひいては農民の収入増を図ることを主眼としている。AERCは、1970年5月14日に経済部(Ministry Of Economic Affairs)の認可を得て設立され、1971年12月16日に桃園地方裁判所で登記された、非政府、非営利の研究機関である。 1989年に経済部から行政院農業委員会(COA)に移管され、同委員会がAERCを監督している。
AERCの運営は、理事会の指示に従い、自立と自給を方針として行われている。研究資金は、科学技術部、農業委員会、灌漑庁および17の管理事務所、水産庁、農業食糧庁、経済部水資源庁、水資源庁北中南水資源局、水資源計画研究所、河川管理事務所、地方自治体および関連団体などから積極的に委託(補助)研究プロジェクトを受託することで賄っている。AERCは設立以来、農業工学生態と水産工学設計、農業水資源調査分析と研究応用、GIS技術の農地水利と水資源への応用、農業水質浄化検査技術の政策と推進、農業災害管理などの分野で政府機関や農業関係機関の発展を支援している。
AERCは「資源部」「エンジニアリング部」「環境部」「情報技術部」「管理部」の各部門から構成される。各専門分野のエリートが集まり、台湾の農業技術の向上と環境の持続可能性に貢献している。
AERCは、次のような理念を掲げ、社会に貢献し続けることを使命とする。すなわち、「農業の自動化、科学的根拠に基づく灌漑管理、農業ビッグデータの活用、農業環境とその品質のクリーン化、水と土の最適な利用」への貢献である。
その他
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