バングラデシュ科学産業研究評議会 皮革研究所
研究機関の概要
所在国 | バングラデシュ |
---|---|
日本語表記 | バングラデシュ科学産業研究評議会 皮革研究所 |
英語表記 | Leather Research Institute, Bangladesh Council for Scientific and Industrial Research (LRI BCSIR) |
現地語表記 | চামড়া গবেষণা ইনস্টিটিউট, বাংলাদেশ বিজ্ঞান ও শিল্প গবেষণা পরিষদ (এলআরআই, বিসিএসআইআর) |
主管省庁・部局 | バングラデシュ人民共和国政府科学技術省 |
本部所在地 | Nayarhat, Savar Dhaka-1350, Bangladesh |
キャンパス所在地 | - |
土地・建物等の面積(㎡) | 95,506 |
ウェブサイト | http://lri.bcsir.gov.bd |
ニュースページ | http://lri.bcsir.gov.bd |
予算(ドル) | - |
創立年 | 2000年 |
沿革
皮革研究所(LRI)は、2000年に政府系機関として設立された。近代的な設備を備えた本格的な単科研究所である。設立以前は、1956年以来、BCSIRのDhaka Laboratoriesの一部門として、限られた施設のみで運営されていた。設立の目的は、皮革科学・技術の分野における研究開発活動を強化するためである。革産業は、バングラデシュの輸出品目において縫製産業に次いで大きな割合を占めている。
組織・人員
組織
皮革加工部門
なめし・再なめし部門 染色・仕上げ部門
皮なめし材研究部門
植物性なめし革部門 鉱物性なめし革部門
化学研究部門
皮革化学品・補助剤部門 環境研究部門
畜産副産物研究部門
屠殺場副産物課 なめし革廃棄物課
皮革製品部門
フットウェア部門 レザーグッズ部門
パイロットプラント部門
なめし工場部門 試験・品質管理部門
研究者数
15人
研究支援者数
5人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
プロジェクトに、皮なめし工場廃棄物からのクロム抽出、人間工学に基づく妊婦のための靴のデザイン開発、使用済み茶葉から抽出した天然物の皮革染色への利用、ブロイラー鶏の脚の皮からの皮革製品製造などがある。
研究機関の特徴
皮革研究所 (LRI) は、皮革に関する研究を行う公的研究開発機関である。研究活動は、革の品質向上技術、革のクリーナー加工技術、環境に優しい化学薬品の使用、地元の原材料からの革加工薬品および補助剤の開発、畜産副産物およびなめし廃棄物の利用などである。研究所には6つの研究部門、12のセクションがあり、研究開発を実施するための最新の設備が整っている。革、化学品、履物およびその部品に関する研究プロジェクトのほか、化学分析や試験などを担っている。また、産業界が抱える課題解決のための研究、技術サービスを行っている。皮革製品の分野で先行研究を行い、輸出産業のための新技術を開発すること、皮革の品質を向上させるための皮革加工技術の研究を行うこと、排水負荷を軽減しクリーンな皮革加工技術を開発するための研究を行うこと等がある。 履物用インソール素材の製造に関する特許を1つ保有している。
その他
-