トップ  > 基礎資料集  > 南アジア  > CSIR薬用アロマ植物中央研究所(CSIR-CIMAP)

CSIR薬用アロマ植物中央研究所(CSIR-CIMAP)

研究機関の概要

所在国 インド
日本語表記 CSIR薬用アロマ植物中央研究所(CSIR-CIMAP)
英語表記 CSIR-Central Institute of Medicinal Aromatic Plants(CSIR-CIMAP)
現地語表記
主管省庁・部局 科学技術省科学産業研究機構(CSIR)
本部所在地 P.O-CIMAP, Near Kukrail Picnic Spot Lucknow-Uttar Pradesh 226015
キャンパス所在地 ラクナウ・キャンパス(本部) バンガロール・キャンパス ハイデラバード・キャンパス パントナガル・キャンパス プララ・キャンパス
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト https://cimap.res.in/pages/AdminHomePage.aspx
ニュースページ https://cimap.res.in/pages/AdminHomePage.aspx
予算(ドル) 6,890,049 ※(1USD=73.93Rs)
創立年 1959年

沿革

CSIR薬用アロマ植物中央研究所(CSIR-CIMAP)は、1959年に中央インド薬用植物機構(CIMPO)として設立された。CIMPOは、インドにおける薬用植物の研究を活性化するため、既にインド農業研究委員会(ICAR)やインド医学研究評議会(ICMR)、コルコタ熱帯医学学校および各州などで行われていた研究を調整・統合することが急務と認識されたため1957年に科学技術省科学産業研究機構(CSIR)が設立を承認し、1959年から稼働を始めた。1978年に改編が行われ現在の名称のCSIR-CIMAPに改称される。1980年、現在も本拠地を構えるラクナウのカックレール森林保護区近くに移転する。

組織・人員

組織

研究部門
農学・土壌学部門 バイオテクノロジー部門 化学部門 農産物保護部門 遺伝子学・植物育種学部門 植物生物学部門 情報・保護管理部門 技術・事業開発部門

研究センター
ラクナウ本部 バンガロール研究センター ハイデラバード研究センター パントナガル研究センター プララ研究センター

研究者数

100人

研究支援者数

291人

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

インド政府が進めているガンジス川水質調査・水質向上を目指すナマミ・ガンジ・ミッションでは、ガンジス川貯水地域での薬用・アロマ植物(MAPs)の調査を実施し、今後のフィトケミカルの濾過に貢献するプロジェクトに取り組んでいる。

研究機関の特徴

CSIR薬用アロマ植物中央研究所(CSIR-CIMAP)は植物遺伝資源を体系的に保存し、植物科学における世界的な研究活動を行う一方で、植物プランクトンの工業的加工と結びついたハイテク農業を国家に提供している。CSIR-CIMAPには、種子遺伝子バンク、組織バンク、DNAバンクに加え、薬用・芳香植物の国立遺伝子バンクの管理をしている。また、CSIR-CIMAPは、国連工業開発機関(ICS-UNIDO)から東南アジアのフォーカルポイントとして認定されている。国際関係では、マレーシア政府やマレーシアのモナシュ大学等と協定を締結し研究を進めている。2020/2021年度、CSIR-CIMAP の研究から産み出された17件の技術が商品化されている。

その他

◀ インド一覧へ戻る