CSIRインド統合医療研究所(CSIR-IIIM)
研究機関の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | CSIRインド統合医療研究所(CSIR-IIIM) |
英語表記 | CSIR-Indian Institute of Integrative Medicine(CSIR-IIIM) |
現地語表記 | - |
主管省庁・部局 | 科学技術省科学産業研究機構(CSIR) |
本部所在地 | Post Bag No. 3, Canal Road, Jammu-180001 |
キャンパス所在地 | ジャンムー |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | https://iiim.res.in |
ニュースページ | https://iiim.res.in/latest-news/ |
予算(ドル) | 7,737,460 ※(1USD=73.93Rs) |
創立年 | 1941年 |
沿革
1941年、ジャンムー・カシミール州薬品研究所という名で知られる研究製造センターとして設立される。1957年、インド政府科学産業研究委員会(CSIR)の管轄下に入りジャンムー地方研究所(RRL-J)として活動することになった。2005年、同研究所の核となる自然製品をベースにした薬品の研究を鑑み、CSIRインド統合医療研究所(Indian Institute of Integrative Medicine:IIIM)という名称に変更され現在に至る。
組織・人員
組織
研究開発部門
医療化学部 植物学部 自然製品化学部 微生物バイオテクノロジー部 癌薬理学部 遺伝子資源・農業技術部 PK-PD薬物動態/薬力学・毒性学部 品質管理保証(QCQA)・化学製造管理(CMC)部 機材部 臨床微生物学部 炎症薬理学部
開発研究支援部門
マネージメント部門
研究者数
66人
研究支援者数
144人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
2019/2020年度、インド医学研究評議会のファンディング・プログラムで中枢神経系結核の発病におけるアストロサイトの作用の研究プロジェクト、 インド科学技術庁(DST)のファンディングでカシミールにおける多剤耐性結核の研究、インドバイオテクノロジー庁および他機関の合同ファンディングでオオバアサガオ、ガルシニア類を用いた抗肥満薬の研究などが補助金を獲得し進められている。
研究機関の特徴
IIIMが2022年現在注力しているのは医療化学分野の薬物動態(PK)、製剤、臨床前開発、バイオテクノロジー部門では植物、微生物の二次代謝産物研究、発酵技術を用いた産業用製品、薬草製剤の信頼性保証業務、インド国家試験所認定機構(NABL)に認定を受ける品質管理での医薬品、食糧、エッセンシャルオイル研究開発、癌、炎症、感染、神経変性疾患のための薬理学となっている。さらに社会的アウトリーチとして貧困地域の収入増加と生活の質の向上のため薬草やアロマ植物の栽培指導プログラムを進めている。2019/2020年度、IIIMは国内外で10件の特許申請を行い、また12件の特許が認可された。また同年度合計147本の論文が発表されている。国内外の企業(アメリカP&G社など)や研究機関(イギリスのデモンフォート大学など)との協力も複数行われている。
その他
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