CSIR微生物技術研究所(CSIR-IMTECH)
研究機関の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | CSIR微生物技術研究所(CSIR-IMTECH) |
英語表記 | CSIR-Institute of Microbial Technology(CSIR-IMTECH) |
現地語表記 | - |
主管省庁・部局 | 科学技術省科学産業研究機構(CSIR) |
本部所在地 | 39A, Sector 39A, Chandigarh, 160036 |
キャンパス所在地 | チャンディガル |
土地・建物等の面積(㎡) | 190,202 |
ウェブサイト | https://www.imtech.res.in |
ニュースページ | https://www.imtech.res.in/news |
予算(ドル) | 7,169,328 ※(1USD=74.1Rs) |
創立年 | 1984年 |
沿革
1984年、微生物バイオテクノロジー分野の先駆け的研究所を目指し科学技術省科学産業研究機構(CSIR)に所属する研究所として設立される。設立初期は929 m2の土地でスタートアップ研究所として世界クラスの研究開発に従事していた。1986年、国の施設である微生物タイプカルチャーコレクション(MTCC)がIMTECH内に設けられる。1989年、190,202m2のキャンパスの完成に伴い、活動拠点を新キャンパスに移す。2018年先端的な機器を取り揃えた医療化学施設がオープンした。
組織・人員
組織
疾病部門
ユニット抗菌研究ユニット ウィルス学ユニット マイクロバイオームユニット 生物学的製剤・メタボリクスユニット
技術部門
ユニット微生物タイプカルチャーコレクション(MTCC)ユニット バイオケミカル・エンジニアリングユニット 診断学ユニット バイオインフォマティクス・ビッグデータ分析ユニット
研究開発部門
スクリーニング・プラットフォームユニット ゲノム学・構造的生物学ユニット 機器・コア施設ユニット 医療化学ユニット IT設備ユニット iCAREユニット
研究支援施設
生物化学エンジニアリング研究・プロセス開発センター(BERPDC) バイオインフォマティクス微生物 タイプカルチャーコレクション(MTCC)
研究者数
53人
研究支援者数
91人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
2019/2021年度のCSIRのファンディング・プログラムでは健康食品・コスメティックをはじめ様々な産業に向けたラッカーゼの応用(DALDI)プロジェクト、パーキンソン病に対する生物細胞の研究などに取り組んだ。そのほか複数のプロジェクトに取り組んでいる。
研究機関の特徴
CSIR-IMTECHは分子生物学・微生物遺伝学、細胞生物学・免疫学、タンパク質科学・工学、発酵技術・応用微生物学という広い分野において基礎、応用ともに信頼性の高い研究開発を行っている。国立施設の微生物タイプカルチャーコレクション(MTCC)はインド科学技術省(MoST)のバイオテクノロジー庁(DBT)と科学産業研究委員会(CSIR)が主に資金投入して運用する施設でDBTが進める菌株の統合的カタログ作成に貢献している。2019/2020年度、インド国内では特許申請が5件、特許取得が1件、国外では申請が14件、取得が15件となっている。国外の申請先はオーストリア、ドイツ、デンマーク、フランス、欧州特許庁など欧州の国々や、中国、マレーシアなどアジアの国々にわたっている。
その他
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