水問題、水力工学および環境学研究所
研究機関の概要
所在国 | タジキスタン |
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日本語表記 | 水問題、水力工学および環境学研究所 |
英語表記 | INSTITUTE OF WATER PROBLEMS, HYDROPOWER ENGINEERING AND ECOLOGY |
現地語表記 | Институти масъалаҳои об, гидроэнергетика ва экология |
主管省庁・部局 | - |
本部所在地 | 734063, Dushanbe city, Republic of Tajikistan, 12, Parvin Street |
キャンパス所在地 | Dushanbe |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | https://anrt.tj/en/research-institutes/division-of-physical-mathematical-chemical-geological-and-technical-sciences/institute-of-water-problems-hydropower-engineering-and-ecology |
ニュースページ | https://anrt.tj/en/research-institutes/division-of-physical-mathematical-chemical-geological-and-technical-sciences/institute-of-water-problems-hydropower-engineering-and-ecology |
予算(ドル) | - |
創立年 | 2002年 |
沿革
タジキスタン科学アカデミーの水問題・生態学部門を基に2002年に設立された。
組織・人員
組織
【研究部門】水資源と水力物理プロセス 環境と持続可能な開発 電力エンジニアリング 省資源 気候学と氷河学 水質・水力および生物地球化学 モデリングと情報管理
【デザイン・調査グループ】革新的な技術と科学・教育研究部門(編集・出版部門を含む)
研究者数
40人
研究支援者数
-
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
研究所が参加しあるいは関与した主要な国際プロジェクトとしては、以下のプロジェクトがある。
世界銀行プロジェクトのフィージビリティスタディ「中央アジア地域環境プログラム2009(EURECA)のコンポーネント4、環境意識向上(AWARE)」、「CASAプロジェクト-1000」中央アジア-南アジアとしての「タジキスタン河川のカスケード水力発電所の比較分析」(2008年から2009年)、世界銀行とタジキスタン支部(UNDP)のプロジェクト「プロジェクト電力取引・送電」(2008年から2009年)、世界銀行のログンプラントプロジェクトの社会環境評価「タジキスタンモニタリング &警告」(2009)。さらに、フォルクスワーゲン財団(ドイツ)が資金提供した国際プロジェクト「ゼラフシャン川流域の水文特性の研究」(2008-2011)、国連地域プロジェクト「移行期の両国(タジキスタンとベラルーシ)における汚染物質の放出と移動の国内登録簿の作成」(2001年)がある。
研究機関の特徴
タジキスタンの一般的な電力エネルギーと水力の状態と見通し分析に関連する主な研究分野としては、以下のような領域がある。
タジキスタンのエネルギー工学の再生可能資源の研究、リソースインベントリとカテゴリ別に使用する可能性の評価、タジキスタンにおける小水力工学の研究、水とエネルギー資源とその変動性の分析である。
一方、研究所では下記のような科学的成果を挙げている。
・水力の水の流れの迅速かつ長期的な予測のための方法の開発
・貯水池を持つ大規模な水力発電所の最適化のための方法の数学的モデリングの開発
・アラル海盆地のトランス境界河川の水力資源を共有する水力工学と灌漑の開発の経済モデルの開発
・タジキスタンの再生可能エネルギー資源の評価とその利用可能性
また、近年、150以上の科学論文、20冊の本や小冊子を発行し、タジキスタン共和国の30の特許を得た。
その他
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