ニュージーランド国立大気水圏研究所
研究機関の概要
所在国 | ニュージーランド |
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日本語表記 | ニュージーランド国立大気水圏研究所 |
英語表記 | National Institute of Water and Atmospheric Research (NIWA) |
現地語表記 | Taihoro Nukurangi |
主管省庁・部局 | Crown Research Institutes (CRIs) のひとつ、CRIs担当大臣および財務大臣が株を保有する国有企業法人 |
本部所在地 | Private Bag 99940, Newmarket, Auckland 1149 |
キャンパス所在地 | Hamilton Wellington Christchurch Nelson Roder |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | https://niwa.co.nz/ |
ニュースページ | https://niwa.co.nz/news |
予算(ドル) | 86,325,000 ※2022年3月27日換算 (1NZD≒0.7USD) |
創立年 | 1992年 |
沿革
NIWAは、ニュージーランドの科学部門を再構築するための政府のイニシアチブの一環として、1992年にCRIのひとつとして設立された。スタッフの多くが、元科学産業研究および気象サービス部門に在職していた専門家であった。さらに、旧農水省の水産研究課が1995年にNIWAに加わった。
組織・人員
組織
気候予測 気候変動への適応 第一次産業 エネルギー部門 探鉱センター シーフード部門 ハイパフォーマンスコンピューティング施設 ソフトウェアツール 安定同位体分析施設 空気品質監視部門 船舶
研究者数
約700人
研究支援者数
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研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
NIWAは、ニュージーランド、太平洋、南極海、南極での大気、海洋、淡水の研究に焦点を当てており、深海から上層大気にまで及び、養殖、水生生物多様性、水生バイオセキュリティー、大気科学、気候変動、沿岸生態学、再生可能エネルギー、水産業、海洋地質学、自然災害(津波、高潮、洪水、地震、火山など)、海洋学、堆積学など多岐にわたる。
研究機関の特徴
NIWAの主なミッションは、ニュージーランドと地球の天然資源の持続可能な管理を可能にするために、最先端の環境科学を実施することであり、環境科学の幅広い分野にわたる研究を行っている。また、国内だけでなく国際的にも重要な環境モニタリングネットワーク、データベース、およびコレクションを保有している。2019年の時点で、NIWAにはニュージーランドパースに複数の研究施設がある。また、主に水文学に焦点を当てた小規模なフィールドチームがあり、ブリームベイ、テカポ湖、ロトルア、ネーピア、ファンガヌイ、グレイマウス、アレクサンドラ、ダニーデンに配置されている。NIWAは、淡水、海洋、および大気の研究のために約30隻の船隊を保有する。NIWAでは、地方および中央政府機関、他のクラウン研究所、産業界、民間研究会社、およびニュージーランドおよびその他の国々の大学と協力して実施されている。2007年から2008年にかけて、NIWAの科学者は970以上のコラボレーションに関与し、NIWAは約150の海外機関と正式な関係を築いた。ニュージーランド国内では、NIWAは、マオリの環境研究グループであるTeKūwahaoTaihoro Nukurangiを通じて緊密な協力関係を築いている。NIWAの収益の大部分は、研究成果と商業コンサルタント業務からのものであり、2014年の時点で、NIWAの収益は1億2380万ドル、資産は1億360万ドルであった。
その他
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