マレーシア科学大学(USM)は1月28日、ViTroxカレッジと半導体および人工知能(AI)分野の人材育成を目的とした戦略的連携に関する協定覚書(MoA)を締結したと発表した。
今回の協定により、ViTroxコーポレーション(ViTrox Corporation Berhad)社の子会社であるViTroxカレッジは、USMが認定する学部課程2プログラムをフランチャイズ方式で提供する。対象は、電子工学の学士課程およびコンピューターサイエンス(インテリジェントコンピューティング)の学士課程のいずれも優位学位者である。
学術的ガバナンスや品質保証、評価、学位授与はUSMが担い、教育と学習はViTrox社の産業運用環境の中で行われる。学生は在学期間を通じて、実際のエンジニアリング業務や先端技術、専門的実務に継続的に触れる機会を得るとされている。
発表によると、この連携は教育と産業界の要請を結び付ける枠組みとして位置付けられている。USMは、入学要件、カリキュラム設計、教員配置、評価手法について、大学の既存の質保証体制に基づき運用するとしている。
また、同協定により、今後7年間で1500人以上の熟練した現地人材を輩出する見込みである。ViTroxカレッジでは、学術メンター、産業実務家、自己成長支援メンターによる3者体制の職業体験学習モデルを採用している。
ザンプリー・アプドゥル ・カディル(Zambry Abd Kadir)高等教育相は、「この連携は、大学と産業界が組織的かつ有意義な形で協力し、ハイテク分野の需要に応える人材を育成できることを示しています」と述べた。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部