ベトナム科学技術省(MoST)は3月30日、ファム・ミン・チン(Pham Minh Chinh)首相が戦略技術は国内の実務的課題の解決に資するものでなければならないと述べ、半導体や人工知能(AI)分野を中心とした戦略技術開発プログラムの展開と優遇政策の整備を進めるよう求めたと発表した。
同首相は、科学技術・イノベーション・デジタル変革・Project06に関する運営委員会の議長として、2026年の作業計画に基づく主要任務の着実かつ協調的な実施を求め、トー・ラム(To Lam)書記長の指示の具体化を求めた。特に、半導体およびAI分野で主要技術製品の開発と技術大手の誘致を進めるため、優遇政策の整備を促した。
また、関連法の起草・政府および国会への提出、施行ガイドラインの整備を通じ、技術進展に対応した一貫性ある法的枠組みの構築を指示した。さらに、各省庁と地方に対し、国家データアーキテクチャおよび、それに整合したデータ設計の策定、データの作成・標準化・整備の集中的実施を求めた。
インフラ面では、全国的な5G整備、低軌道衛星の活用、海底光ファイバーケーブルの早期導入、半導体工場建設の推進、大規模データセンターへの外国投資促進を強調した。また、土地、公務員、社会保障、医療、教育分野の国家データベース整備を進め、人材データベースとの整合性確保を求めた。
さらに、デジタルサービス・エコシステムの高度化、電子商取引の拡大、スマートシティやスマート国境ゲート、港湾の展開を進めるとともに、デジタル企業支援、スタートアップ促進、国内技術市場の発展、国産デジタル製品の優先利用の必要性を強調した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部