2026年05月
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イノベーションを成長の原動力と位置付け、制度改革を推進 ベトナム

ベトナム科学技術省(MoST)は4月21日、科学技術発展やイノベーション、国家デジタル転換に関する政治局決議第57号の下、イノベーションが迅速かつ持続可能な成長の主要な原動力として認識されており、同決議が全国で実施されていると発表した。

イノベーションは社会経済発展の中核的推進力として位置付けられている。国連の「創造性とイノベーションの世界デー」(4月21日)は、具体的行動の促進を通じて、同国の社会経済発展の中心に定着させる機会を提供する。本年の同デーは、創造性の重要な役割を強調し、制度整備や資源動員、イノベーション文化の醸成を進める新たな弾みを与えている。関連活動は4月26日まで実施される。

MoST傘下の技術イノベーション庁のチュ・トゥック・ダット(Chu Thuc Dat)副局長は、制度改革の特徴として、管理中心から支援・促進型ガバナンスへの明確な転換を挙げた。科学技術・イノベーション法は、規制のサンドボックスを含む試験制度の法的枠組みを整備し、新技術や製品、サービス、ビジネスモデルの試行導入を可能にしている。これにより、先端技術へのアクセス短縮、企業のイノベーションコスト低減、新たなソリューションの適用および商業化の加速が進み、持続的な成長の原動力を創出している。

また、研究およびベンチャー投資におけるリスク受容と共有の仕組みも導入された。必要な手続きを適切に履行したにもかかわらず期待された成果に至らなかった科学プロジェクトについて、国家資金の返還を免除する制度は、失敗への恐れを取り除き、大胆で高リスクのイノベーションを促進する効果がある。

2026年の同デーに向け、MoSTは全国的な活動計画を策定し、省庁や地方政府、関連機関に主体的な取り組みを要請した。政策周知や情報発信、革新的モデルの展開、政府・研究機関・大学・企業および社会との連携強化に重点が置かれている。イノベーションセンターや創造空間、連携プラットフォームの整備により、アイデアの創出、新概念の実証、それらを高付加価値の製品やサービスへ転換するための環境が提供されることが期待されている。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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