2026年10月
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日本の主要4大学と研究・人材交流の連携深化へ マレーシア工科大学

マレーシア工科大学(UTM)は9月17日、QS世界大学ランキング2027で日本の上位4大学に入る東京大学、京都大学、大阪大学、東京科学大学を14~16日に訪問し、既存の協力を強化しながら大学間協定や共同研究などの新たな機会を探り、研究力や国際的な人材・ネットワークの拡大を目指す「UTM ASCEND 2030」を推進したと発表した。

代表団にはUTMの研究・イノベーション担当副学長の所管部門、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)、国際協力機構(JICA)の代表者が参加した。4大学の学長、副学長、研究者らと共同研究、大学院教育、学生・研究者の交流、産業界との連携、イノベーションや事業化について協議した。

東京科学大学とは既に部局間協定を2件結んでおり、今回は学部や研究グループなど幅広い参加を可能にする大学間協定への発展を協議した。京都大学とは、MJIITが開発中の土木工学プログラムのため、同大学の教育・研究を参考に比較・検証を進めてきた。今回も教授陣と学生交換など今後の協力について意見を交わした。

東京大学では、インターンシップや大学院で学ぶUTMの学生も代表団を迎えた。代表団は、人工知能(AI)やデータサイエンスなどの研究、教育、社会実装、スタートアップ育成を結ぶ松尾・岩澤研究室を中心とするイノベーション・事業化の仕組みにも触れた。この仕組みは20社を超えるスタートアップの設立につながっている。大阪大学では、同窓生を通じてマレーシアなど東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国とのネットワークを広げる可能性を協議した。

MJIIT学部長のヌルラクマル・アブ・フサイン(Nurulakmar Abu Husain)准教授は、今回の交流について、優れた取り組みを比較・検証し、意義があり持続可能な連携を築ける分野を見いだす重要な機会だと述べた。UTMは今後、大学間協定や共同研究、人材交流などを通じて4大学との連携を深める方針である。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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