2025年11月17日-11月21日
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Nature Index、中国が世界科学研究都市トップ10の過半数占める

2025年11月19日

 シュプリンガー・ネイチャーが16日に公開した「Nature」増刊号「Nature Index 2024 科学研究都市」によると、中国は世界の科学研究都市トップ10で過半数を占め、2023年の5都市から24年は6都市へと増加した。北京は16年から世界科学研究都市ランキング1位となっており、上海も2位を維持した。他では南京が5位、広州が6位、武漢が8位、杭州が10位となった。中国新聞網が伝えた。

 今回の増刊号は、Nature Indexが追跡する質の高い学術誌における主要都市・都市圏の研究成果の変化に焦点を当てたものだ。世界トップ10科学研究都市は、中国の6都市以外ではニューヨーク都市圏が3位、ボストン都市圏が4位、サンフランシスコ湾岸地区が7位、ボルチモア-ワシントンが9位となっている。

 同増刊号によると、中国の都市の研究パフォーマンスは向上している。広州は23年の8位から6位に上昇し、武漢は順位を1つ上げ、杭州は23年の13位からトップ10入りした。ネイチャー・インデックスの主要指標の一つである「シェア(調整後)」を見ると、北京は23年から24年にかけて研究成果が9%以上伸び、上海でも約20%増加した。

 増刊号は、Nature Indexの対象とする5つの主要学術分野でどのような成果を上げているのかも分析している。その結果、中国の都市は化学、物理科学、地球・環境科学の3分野で優位を保っていた。特に化学分野では、中国の都市が世界トップ10を独占。他の2分野でもそれぞれ6都市がランクインし、北京はいずれの分野でも1位となった。

 生命科学分野では、ニューヨークが1位、ボストンが2位で、北京は3位だった。22年に新たに加わった健康科学分野では、米国都市がトップ10の半数を占めた。北京は6位で、上海と広州もトップ10に入った。

 
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