米調査会社Omdiaはこのほど、汎用エンボディドAI(人工知能)ロボット市場に関する報告書を公表し、2025年の世界の人型ロボット市場について、トレンドや主要指標、技術動向を整理した。報告書によると、2025年の人型ロボット出荷台数・市場シェアでは中国メーカーの存在感が大きく、なかでも上海智元新創技術(AGIBOT)が出荷台数と市場シェアで首位となった。中国新聞網が伝えた。
報告書によると、2025年に世界の人型ロボット市場は急成長段階に入り、通年の総出荷台数が1万3000台に達したと見込まれる。中国メーカーは大規模生産と出荷台数で際立っており、智元の年間出荷台数は5168台に上り、世界市場シェアの39%を占めた。宇樹科技(Unitree)がその後に続いた。
報告書は、生成AIとロボット技術の統合が進むことで、ロボットが事前に定義されたタスクを実行する段階から、自律学習や環境への適応能力を備える「汎用エンボディドAI」へと発展する動きを後押ししていると述べ、智元、宇樹、米EVメーカーのテスラなどを、人型ロボット分野の主要プレーヤーとして挙げている。Omdiaは今後の市場見通しについて、「今後10年間で人型ロボット市場は急速な成長局面に入り、2035年には世界の出荷台数が260万台に達する」と予測している。

(画像提供:人民網)