中国科学院新疆理化技術研究所の潘世烈所長率いる研究チームが、フッ化ホウ酸アンモニウム(ABF)結晶の開発に成功した。同結晶を用いた真空紫外レーザーの直接倍周波発生により、最短158.9ナノメートルの出力を得たという。関連成果は1月29日、国際学術誌「ネイチャー」に掲載された。中央テレビニュースが伝えた。
潘氏は、ABF結晶を真空紫外域の波長変換に用いられる非線形光学結晶として位置づけ、特定条件下において最も短い波長、ナノ秒パルスでの高いパルスエネルギー、変換効率の各性能が優れていると説明した。今後、結晶成長や加工技術の最適化により性能向上が見込まれるとしている。