中国新疆ウイグル自治区のウルムチ天山国際空港では、春節(旧正月)連休中、航空便の離着陸が絶え間なく続いていた。同空港はこのほど、空港出発管理システムについて、中国国内のソフトウェア・ハードウェアを用いた構成に切り替えた。人民日報が伝えた。
中国航信空港デジタル化製品事業部の楊超氏は、「民間航空空港の出発管理システムは、空港運営で広く使われるシステムの一つで、チェックイン、搭乗、運航コントロール、ロードコントロールなどの工程に関わる。その安定性は、旅客の移動やフライトの運航に直接関係するが、この分野のコア技術は長年にわたり、海外製品への依存が大きかった」と説明した。
中国航信と中国電子は合同チームを結成し、複雑な業務に合わせて中国国内のソフトウェア・ハードウェアを適合させる作業を進めた。チェックイン、搭乗、保安検査などの主要モジュールの対応を終え、出発管理システムとして運用を始めたという。
楊氏は、「1人当たりのチェックイン処理効率が海外の同種システムより約10%向上し、顔認証による搭乗処理の速度も約20%向上した」と述べ、待ち時間の短縮や混雑の緩和につながるとしている。
同空港の年間旅客処理能力は延べ約3000万人。このシステムは今後、中国国内のほかの空港でのデジタル化にも活用される可能性があるという。

(画像提供:人民網)