中国・清華大学の研究チームが、計算光学の原理と人工知能(AI)アルゴリズムに基づき、天文AIモデル「星衍」を開発した。これにより、暗く微弱な天体信号を読み取ることが可能となり、130億光年以上離れた銀河を捉えるとともに、現時点で国際的に「最も深い」とされる深宇宙の画像取得に成功した。中央テレビニュースが伝えた。
研究成果は20日、学術誌「サイエンス」にオンライン掲載された。
遠方にあり、暗く微弱な天体や構造の探査は、宇宙の起源と進化、物質・エネルギー循環などの科学的な謎を解き明かす鍵となっている。しかし、天空光による背景ノイズと望遠鏡の熱放射ノイズが重なり合うことで、微弱な天体信号が妨害されるという課題があり、宇宙探査における大きなハードルとなってきた。
「サイエンス」の査読者は、今回の研究について「宇宙探査に強力なツールを提供するものであり、天文学分野に重要な影響をもたらす」と評価した。

(画像提供:人民網)