米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーはこのほど、中国・上海でAIの最新動向や、企業のAIトランスフォーメーションの現状と課題について見解を示した。同社は、AIが汎用技術として蒸気機関、電力、コンピューターを上回る速度で各業界に浸透していると指摘した。さらに、15~25年で幅広い生産性向上を実現し、人類史上最も速い技術の世代交代になる可能性があるとした。中国新聞網が伝えた。
同社によると、米国だけでも、インテリジェント・ワークフローの再構築によって、2030年までに2兆9000億ドル(1ドル=約159円)の経済価値が生み出されるという。グローバル市場では2023年から2025年の間に、AIリテラシーへのニーズが8倍になっている。これと同時に、中国の大規模モデルのグローバル市場における競争力が高まっており、2026年3月のグローバル大規模モデルランキングでは、トップ10のうち半数以上が中国の研究室から生まれたものだった。中国発モデルには、AIトレーニングのコスト、マルチモーダル処理、推論能力の点で、優位性があるとした。