中国江西省南昌市にある南昌大学第一附属病院脳神経外科の李美華教授チームが、「完全埋め込み型、完全ワイヤレス、全機能型」のブレイン・マシン・インターフェース(BMI)臨床手術を実施した。チームは脳虎科技と共同で関連する臨床試験を進めている。新華網が伝えた。
今回の臨床試験では、全経路で50ミリ秒の超低遅延を実現するシステムと、BMIで機能的電気刺激を制御する技術を組み合わせた。これにより、高位まひ患者が自分の意思で食事をしたり、絵を描いたりできるようになったという。
患者は事故により高位まひとなり、2025年12月にBMI手術を受けた。システムには柔軟性のある皮質電極が使われ、硬膜下の大脳皮質表面に設置された。脳組織には侵入せず、脳信号を取得しながら安全性にも配慮する仕組みだ。
術後1カ月で、意思によって物をつかむ動作を制御し、文字を書いたり、絵を描いたりする細かな動作もできるようになったという。

(画像提供:人民網)