中国福建省福州市で4月29日、第9回デジタル中国建設サミットが開かれた。国家データ局の余英副局長はメインフォーラムで、「デジタル中国発展報告(2025年)」を発表した。中国青年報が伝えた。
報告によると、国家データ発展研究院が中心となって算出した、2025年の「デジタル中国発展指数」は、前年比12.99%上昇の170.1だった。現在、中国は世界最大のAI(人工知能)特許保有国となっており、その割合は60%に達している。AIの応用はエージェント型へと高度化し、これに伴いトークンの消費量も急増している。
25年12月時点で、中国では高品質データセットが11万件以上整備され、その規模は908ペタバイト(PB、1PB=1024テラバイト)を超えた。これらのデータは、医療、工業、教育などの分野をカバーしている。また、データアノテーションの規模は累計85PBを超え、関連産業の生産額は183億元(1元=約23円)に達した。
さらに、中国のデジタル経済の中核産業付加価値額は国内総生産(GDP)の10.5%以上を占め、AIの中核産業規模は1兆2000億元を超えている。現在、中国のインターネット医療の利用者数は4億1100万人で、インターネット利用者全体の36.5%を占めた。これまでに国家レベルの省エネ型計算能力インフラが累計306カ所建設されている。