中国で「天眼」と呼ばれる口径500メートル球面電波望遠鏡(FAST)で、受信機支持装置(フィードキャビン)を駆動する鋼製ワイヤロープの交換作業が始まった。重さ約30トンのフィードキャビンを6本のワイヤロープで制御し、高さ140メートル、直径206メートルの範囲で位置を調整する重要設備となる。人民日報海外版が伝えた。
同部品はこれまで輸入に依存していたが、研究チームは2023年1月に独自開発を開始。3回の改良、6万2000回の滑車試験、20万回のパルス疲労試験を経て、25年8月に国産化した。6本の国産ワイヤロープは現場に搬入されており、交換作業は6月下旬まで続く見込みだ。

(画像提供:人民網)