2026年05月18日-05月22日
トップ  > 中国 科学技術ニュース >  2026年05月18日-05月22日 >  国家AI応用実証拠点(エンボディドAI)が杭州で発足

国家AI応用実証拠点(エンボディドAI)が杭州で発足

2026年05月21日

 中国の国家AI応用実証拠点(エンボディドAI)が16日、浙江省杭州市で発足した。同拠点は、中国で唯一のエンボディドAI分野向け国家レベル応用実証拠点となる。中国新聞社が伝えた。

 同拠点は、計算能力支援、データ開放、モデルサービス、シナリオ検証を中心とする公共技術サービスプラットフォームの構築を目的としている。上流では科学技術研究開発と連携し、下流では産業実証や量産化につなげることで、AI応用の規模化、標準化、体系化の発展を加速させる共通基盤となる。

 今回発足した国家AI応用実証拠点(エンボディドAI)は、次世代の消費、物流、製造、インフラ、安全対策、農業といった分野との融合に重点を置き、エンボディドAI向けの国産技術スタックを統合する。さらに、計算能力や半導体からロボット本体、モデル開発、応用分野に至るまで、産業エコシステムの構築を目指す。

 浙江科瀾情報技術有限公司技術センターの安連武ゼネラルマネージャーは、「これまで企業が応用シナリオを開発しようとすると、訓練データだけで数千万元(1元=約23円)規模の費用が必要で、資源も各地に分散していた。今ではレンタル費用を支払うだけで、必要な資源を一括して利用できる」と語った。

 宇樹科技(Unitree Robotics)などエンボディドAI分野の主要企業が、国家AI応用実証拠点(エンボディドAI)の共同構築パートナーとなり、技術開発、シナリオ応用、標準策定、エコシステム育成などの面で支援を提供するという。

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

中国科学技術ニューストップへ
上へ戻る