中国新疆ウイグル自治区の年内累計域外送電量は、601億4000万キロワット時(kWh)となった。新疆電力交易センター有限公司への26日の取材で分かった。このうち、新エネルギーによる送電量は193億9000万kWhで、全体の32.2%超を占めた。中国新聞網が伝えた。
同自治区は、中国政府が定める「3拠点1ルート」および「西電東送」(西部地域で発電した電力を東部地域に送電すること)の中核送電拠点と位置付けられている。風力と太陽光の資源量はいずれも中国国内上位にある。2026年に入り、同自治区からの域外送電では、送電量の増加、新エネルギー比率の上昇、送電先の拡大がみられる。第1四半期(1~3月)の域外送電量は前年同期比23.42%増の400億800万kWhとなり、同期として過去最高だった。送電範囲は中国国内23の省・自治区・直轄市に及び、初めて内モンゴル自治区東部の電力網への送電も行った。第2四半期(4~6月)に入ると、新疆ウイグル自治区では風力・太陽光による新エネルギー発電の発電量が増える時期に入った。国家電網新疆電力は、発電特性と省間電力需要を踏まえて電力網の運用調整を進め、新エネルギーの利用拡大と域外送電能力の向上を図っている。現在、同自治区からの域外送電量の増加分は、新エネルギーが中心となっている。
統計によると、2010年に同自治区の域外送電が始まって以来、累計送電量は1兆kWhを超えた。このうち新エネルギー送電量は3000億kWh超で、全体の3割近くを占めている。これは二酸化炭素排出量2億4900万トンの削減に相当するとされている。

(画像提供:人民網)