2026年06月08日-06月12日
トップ  > 中国 科学技術ニュース >  2026年06月08日-06月12日 >  中国・上海で人型ロボットが店員に 24時間稼働の小型店舗

中国・上海で人型ロボットが店員に 24時間稼働の小型店舗

2026年06月11日

 中国上海市で、人型ロボットが店員を務める売店「焼売購(SenseMartGo)」が話題になっている。商湯科技(センスタイム)傘下の商湯善恵が展開する店舗で、客がQRコードを読み取って注文すると、ロボットアームが棚から商品を選び取り、最短15秒で受け渡す。レジ係も常駐の店長もいないが、1日あたり100件以上の注文に対応できるという。人民日報が伝えた。

 同市は2025年7月、「上海市エンボディドAI産業発展実施案」を発表し、「エンボディドAI+商業小売」を応用モデル分野の一つに位置付けた。商業施設やスーパー、展示施設、空港、パークなどでエンボディドAIの導入を進める方針で、ロボット店員による売店もその一例となる。

 市内の宝山浜江風景区にある「焼売購」の店舗では、店の前に行列ができていた。店内ではロボット店員が客にあいさつし、おすすめ商品を紹介する。支払いに対応するほか、コーヒーやソフトクリーム、ホットスナック、ポップコーンなども用意する。子どもと訪れた近くの住民は、「漢詩の暗唱もできるし、冗談も言える。楽しさも提供してくれる」と話した。

 ロボット店員を置く小型店舗は、上海市の新洲大廈や宝山新業坊などにも開業している。商湯善恵の共同創業者で首席科学者の伊帥氏は、「ロボット店員はAIによるデータ分析を活用し、レジ係や常駐店長がいなくても24時間稼働できる。商品選定、価格設定、補充といった運営判断もデータに基づいて支援し、店舗運営の効率を高めることができる」と説明した。

(画像提供:人民網)

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

中国科学技術ニューストップへ
上へ戻る