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Nature Index研究ランキング、中国が首位維持 対象分野を拡大

2026年06月17日

 学術出版大手シュプリンガー・ネイチャーは10日、研究論文データベース「Nature Index」の2026年研究リーダーランキングを発表した。今回から、7つの応用科学分野の学術誌と1つの国際会議、15の社会科学分野の学術誌を対象に加えた。同ランキングは2025年通年データに基づくもので、中国が引き続き国・地域別で首位となった。科技日報が伝えた。

 今回新たに対象となった学術誌は、4000人以上の研究者を対象とした世界規模の調査に基づいて選定された。調査では、研究者が自らの最も重要な研究成果を発表したい学術誌を尋ねた。これにより、ネイチャー・インデックスは7つの学術分野にわたる177の学術誌と1つの国際会議を追跡対象とすることになった。そのうち84%はシュプリンガー・ネイチャー以外の出版社が発行している。

 ネイチャー・インデックスはまた、論文単位で学術分野を分類する方式を採用し、従来の学術誌ごとの分野分類を見直した。各論文を個別に分類することで、データベースの学術分野の網羅状況をより正確に反映できるとしている。

 2026年研究リーダーランキングによると、中国の研究成果は2024年から2025年にかけて22.4%増加し、世界トップ10の国・地域の中で唯一、2桁成長となった。その他のトップ10は、米国、ドイツ、英国、日本、フランス、韓国、インド、カナダ、イタリアだった。

 ネイチャー・インデックスが追跡する7分野のうち、中国は物理学、化学、生物科学、応用科学、地球・環境科学の5分野で1位となった。研究機関別では、中国科学院が総合ランキングと、健康科学、社会科学を除く各分野で首位だった。

 世界トップ10機関のうち9機関が中国に所在しており、前年の8機関から増えた。浙江大学は第2位に上昇した。中国の研究機関は、応用科学分野で上位31位まで、化学分野で上位14位までを占めた。地球・環境科学分野では、トップ10機関のうち9機関が中国の機関だった。清華大学は社会科学分野で第5位に入った。

 ネイチャー・インデックス編集長のサイモン・ベーカー氏は、対象分野の拡大と集計方法の見直しにより、研究成果の状況をより正確に示せるようになったと説明した。そのうえで、「結果として、中国の非常に強い研究実績が引き続き確認できる。また、より広い東アジア地域では、研究成果の増加ペースが欧州や北米を上回っていることを示す証拠も見られる」と述べた。

 
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