2026年06月15日-06月19日
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北京のAIロボット、物流仕分けは1時間1200件 商品整理や診療案内にも対応

2026年06月19日

 エンボディドAI(人工知能)技術の発展に伴い、ロボットの活用場面が生産や生活のさまざまな分野に広がっている。中国北京市中関村のハイテク企業では、物流仕分けや商品整理、搬送、診療案内など、さまざまな作業に対応するロボットの開発が進んでいる。中国新聞社が伝えた。

 ダンスができる人型ロボット、診療案内を行うサービス用ロボット、商品整理ができる小売ロボット、重い物を運ぶ産業用ロボットなどが、北京銀河通用機器人有限公司の展示エリアでデモンストレーションを行った。同社ブランド広報担当の陳思氏によると、従来のロボットは事前に設定されたプログラムや固定された軌道に依存することが多く、標準化された環境で決まった動作をこなすことが中心だった。次世代のエンボディドAI大規模モデルを搭載したロボットは、場面に応じてリアルタイムで計画を立て、複雑な作業に対応できる。

 北京星動紀元科技有限公司の展示エリアでは、スマートロボット「星動M7」がコンベヤーのそばで、運ばれてくるさまざまなタイプの荷物を識別し、素早くつかみ分ける様子が示された。同社共同創業者の席悦氏は、物流仕分けの場面で、ロボットは1時間に最大約1200件の荷物を仕分けることが可能だと説明した。作業データを継続的にモデルの訓練に反映させることで、ロボットの正確性や安定性の向上も進めている。

 北京中関村国家自主イノベーションモデル区展示センターの常設展示エリアでは、霊心巧手(北京)科技有限公司の共同創業者、左家平氏がロボットハンドを紹介した。左氏によると、この量産型ロボットハンドは重さ50キログラムの物を持ち上げることができる。同社は複数のロボットハンドを展示しており、関節の柔軟な動きによって、針に糸を通すような細かな作業にも対応する。

 北京市では2025年、技術契約の成約額が1兆元(1元=約24円)に迫った。市内のAI企業は2500社を超え、市内で生まれた大規模AIモデルの数は中国国内で最も多かった。

(画像提供:人民網。画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

 
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