中国山東省威海市沖で23日、10万トン級サーモン養殖船「蘇海1号」が、初回出荷分の水揚げを始めた。同船は2025年末に運用を始めた。初回分の稚魚は陸上施設で育成された後、船に移され、深海・遠洋の冷水環境を利用した船内水槽で出荷サイズまで飼育された。中央テレビニュースが伝えた。
同船には15基の密閉式養殖水槽があり、有効養殖水量は8万3000立方メートルに上る。全船スマート制御システムを使い、養殖環境のモニタリング、集中自動給餌、船と陸上をつないだ管理・制御を行う。養殖船ならではの「回遊型」生産方式により、水温に合わせて適した海域へ移動し、台風や赤潮などの自然災害リスクを避ける。
同船は鮮度を保つため、需要に応じて水揚げする方式を採用している。成魚は船内の一次加工センターで処理、予冷、包装された後、運搬船で陸上工場に運ばれ、さらに加工される。

(画像提供:人民網)